巧みな戦略

無料の出逢い系Webサイトにも、ある程度の悪意のあるサクラはいます。

しかし、有料の出逢い系Webサイトのサクラに比較すれば、割とかわいい方なのです。

無料の神待ちSNSサイトは、バナー広告で収入を得ています。
そして、有料出逢い系Webサイトは利用した会員の課金によって収入を得ています。
当然ですが、有料の出逢い系Webサイトの方が、たくさんの会員様からお金をいただく分、収益幅が大きくなりWebサイトの運営費用や宣伝費用等に資金力を入れることが可能です。

そして利用者にとっては恐いことですが、悪意のあるサクラにも力を入れることが可能なのです。

そうはいっても、サクラとして雇ったパートタイマーやアルバイト社員の賃金をアップして、「さらに利用者をうまくだますように」と指図をしている訳ではないんですよ。
実はサクラの「プログラム」を導入をしているんですよ。

サクラのプログラムというのは、要するにオートマチックにメールの受け答えをさせるものです。

これが自動的にとは思えないほど、巧みな戦略をとってくるのです。

たとえばBさんという男の方が、ある有料の出逢い系Webサイトの会員になったとします。
そこに、サクラがメールを送信するんです。

「主人が相手にしてくれなくて、寂しいのです。今すぐ逆援助交際相手になってなぐさめてくれませんか。」
「100万円さしあげます。ですので私と一晩お付き合いしてください」
等といったあきらかに、きな臭い電子メールと、「ちょうど今、大阪市役所前のコンビニにいるのですが、もしかして近くにいる方ですか」
のように具体的な地名や建物の名前をあげることで、リアル感を持たせたメールを送信してくるのです。

前のメールの次に後のメールを読んでしまうと、うっかり信じて返信しそうになってしまいます。
それこそがサクラ・プログラムの狙いとすることです。
あえて怪しい電子メールの中に、それっぽいものを混在させる事で、さりげなくアプローチをしているのです。